テーマ 発見
設計 Erickson Massey Architects
施工 大成建設
敷地面積 9.600u
高さ 18.7m
構造 木造および鉄骨造
工費 6億8500万円




Description

1967年、カナダで建国100周年を記念して、モントリオール万国博覧会が開催されました。 この万博では映像表現が展示の
主体を成し、EXPO'70でもそれは踏襲されたので、内容としてはモントリオール万博の二番煎じの評価もあったようです。
しかし、2005年愛知万博でも映像演出が中心であったことを考えると、時代の最先端を展示する万国博覧会の構成内容自体
(ソフト面)は、特別進歩したというわけではないようです。


カナダ館は未来的かつ鋭利なデザインで、SF世界の都市建築物のようです。 この館も内部に映像表現が組み込まれ、
カナダの自然や生活が上映されたそうです。 外壁は3万枚の鏡が張られ、「鏡の殿堂」と呼ばれました。
そこに写し出された季節が移りゆく光景は、きっと美しい映像表現であったのだろうと想像します。